おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

SF

自分のなかのSF歴と、これから楽しむべきSF作品

SF

インプットは整理して、定期的にアウトプットにすることによって、取り込んだものが整理される。ということで、ざっくりといままで楽しんできたSF作品の整理をしよう。 なんでSF作品か、というと多分自分が楽しんできたジャンルならファンタジーとSFが一番多…

ブレード・ランナー原作、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」読了

あらすじ 遠い未来だか近い未来。核戦争が起き、地球は放射能に汚染され、人類は火星へ逃げだした。 辛い火星で生き延びるために、人類は人間そっくりの有機物でできたアンドロイドを創りだし、人類の召使としていた。 主人公、リック・デッカードは人間の主…

SF小説の名作、フィリップ・K・ディック著「高い城の男」 感想

高い城の男をよんだが、やはり巷の評判は正しく、名作であった。 フィリップ・K・ディックという人間が1961年に発表した作品である。 フィリップ・K・ディックという人は、どうもロバート・A・ハインラインとくらべてもまだまだ先進性のある人間で、「高…

スノウ・クラッシュ 上下感想

SF

スノウ・クラッシュの上下巻を読んだのでその感想 ディストピアな近未来SF小説 パークレイブと呼ばれる都市国家に世界は分断され、古きよきアメリカは崩壊した。 いまではアメリカが世界に誇ることができるのはマイクロコード、エンターテイメント、きわめつ…

楽園追放をみて

楽園追放を友達と徹夜でみたのでざっくりとした感想。眠すぎたせいで、物語のテーマ的な部分はほとんど考えられない状態でみたので、結構脊髄反射的な感じたことばっかりを書き留める。 楽園追放 Expelled from Paradise【完全生産限定版】 [Blu-ray]出版社/…

量子真空、カズムシティ読了

SF

啓示空間を読んで結構好みだと気づいた、レイナルズの短編ではなくて長編をよんでみました。 多分、出版順は啓示空間→カズムシティ→量子真空? 少なくとも作中時系列はそんな感じ。 量子真空の主人公たちは短編・火星の長城にも登場するようなのでなんだった…

映画 ガタカ

SF

一昨日くらいにガタカみました。 生まれきた瞬間から遺伝子操作や遺伝子検査でだいたいの将来がきまる社会で、遺伝的欠陥のため、心臓病を抱えて生きる主人公。しかし宇宙飛行士になるという夢を諦めきれず遺伝子的超人のDNAを語り宇宙飛行士になるという話…

タイタンの妖女

SF

実は虎よ虎よを読む前にタイタンの妖女を読んでいた。 タイタンの妖女も非常に面白かったのだけど、荒唐無稽さがひっかかってなかなか自分の感想を自分の言葉にできないでいた。 火星にいって、水星にいって、地球に帰って今度は土星の衛星タイタンへ。 宇宙…

虎よ虎よ

SF

今年の10月にハイペリオンを読み始めてくらいからしばらくはSF中心の読書をしていました。 SFは1000冊読んでから語れ、という人がいるほど名作が多く、読み応えのある作品ばかりでとても歯ごたえのある読書ができます。 今回は変身ヒーローの元祖、と言われ…