おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

シュトヘル1、2巻感想



シュトヘル1、2巻を衝動買いしてしまったので、いまさらながら感想を書きたいと思う
シュトヘルとは悪霊のことです。

作者は皇国の守護者の漫画版をウルトラジャンプで書いていた伊藤悠です。
今回の作品も空想歴史物語といった様相を呈しています。
舞台は中国、西夏と蒙古の戦いです。
蒙古の王子、ユルールと、悪霊と呼ばれる女戦士、シュトヘルの物語です。
西夏は蒙古に滅ぼされようとしています蒙古の王子、ユルールは西夏の文字が失われることに憤りを感じ、蒙古の文字を記した国宝である玉音同を持って、蒙古から逃げ出す、というストーリーです。

血なまぐさい戦場や人間の狂気を描くのが大変上手な作品です。蒙古に仲間を殺されたシュトヘルの狂気や、戦場血なまぐささがこれでもか、と描かれています。

文字を守るために、一族を裏切る、ユルールもまた心のどこかにゆがみを感じさせます。
人をどこまでも信じ抜き、裏切りを許す少年として描かれるユルールですが、ユルールの父親の狂気を受け継いでる、と作品中で描かれています。

漫画は2巻現在でもまだまだ、序盤を描いているに過ぎません。
まだまだ、伏線を張っている最中、という印象です。
そもそもにして、ヒロインのシュトヘルは1巻では男子高校生だったのが、夢の中でいきなりマッパの女性になった、と思ったら物語が始まりました。
いったいなんなんでしょうかね。
これからどのようにストーリーが進行していくのか大変楽しみです。




 

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