おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

東京レイヴンズ3

 あざの耕平ライトノベル東京レイヴンズの3巻読みました
2010年12月発売だったようで、危うく見逃して来年に読むことになりそうだったので、昨日はいい日でした(キリッ
(ちょっと大学に用事があったのに、部室棟が停電のために閉鎖という憂き目にあい、イライラして本屋にいったらみつけられた、という関係上いいとこ探ししないと・・・)

で、内容はといいますと、メインキャラ一人である冬児君のエピソードを深めつつ伏線を貼っていく、という感じでした

芦屋道満でてきたりしてそれがまた伏線になる、といった感じ

一応コンセプトとして、男装の麗人が男子学生寮でなんかこう、ねぇ、ってのもあるんですけどもそっちは短篇集で補完されるらしく今回でてきた新キャラもみんなむさい、もとい、渋いおっさんばかりでした

あざの先生の作品は前作のBLACKBLOODBROTHERSから渋いおっさんの活躍が光るので、それはそれでええんですが

まぁ、年齢的におっさんまでは行ってない人も結構いるはずなのでセフセフ、と

新キャラで出てきた鏡は、伝説の勇者の伝説の鏡さんからとったとかあとがきにありましたが、なんかチンピラでしたのでちょっと残念だったかも

今回は露骨な伏線が多かったような気がしますが、あとがきであざの先生自身が3巻から自分の作品は面白くなると行ったとおり、春虎の暑苦しい感じがわかりやすくでてて、よかったんじゃないかなー、と

あといつになったら北斗が夏目であることを春虎は気づくのかなーとか、鈍い主人公路線はどこでストップするのか気になりまして

BLACKBLOODBROTHERSでジローとミココって何巻くらいでデレましたっけ?
ああいうデレもええです!