おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

スチームパンクな感じの最近の読書傾向

リヴァイアサンを読了。
ローカス賞受賞って言葉に弱くてちょっとお高い(1600円)のだけれども、購入してしまいましたw

舞台は第一次世界大戦。主人公はオーストリアの大公の息子だけど、平民の母親を持つから王位継承権がなくて、それでもサラエヴォで大公夫妻が暗殺されて・・・

と激動のなかに放り投げこまれる。

主人公は二人いて上記の大公の息子、アレックともう一人はデリンという名前の女の子。
女の子ながらイギリス空軍で兵士になるために男を装っているという設定。

今のところはそこまで男装少女!という部分が強調されている感じもしないけど、アレックとデリンのロマンスという方向もありうる感じ?

自分の心を持て余す思春期の女の子、女の子した設定がゴリゴリきそうな前兆はある。

スチームパンクな舞台設定として、二足だったり他足だったりする戦闘機械とか、ダーウィンがどうたらこうたらで遺伝子組み替えで作られた人造獣が活躍したりする部分はなかなか。
とくに巨大な飛行獣とかでてくるんだけどそこらまわりの設定は秀逸です。