おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

ニンジャスレイヤー

最近ニンジャスレイヤーを読み始めたのでその記録?というか備忘録がわりに。

まずニンジャスレイヤーとは何か?ですが。

全米を震撼させているサイバーパンクニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」。 
原作者はブラッドレー・ボンド、フィリップ・ニンジャ・モーゼズ。
http://www10.atwiki.jp/njslyr/pages/63.html
wikiより


 特徴としては間違った日本像を極端に煮詰めた世界観です。キテレツな日本語が飛び交い、国家より巨大な権力を握るメガコーポが社会を支配する時代、舞台は鎖国を敷く日本の中心地、ネオサイタマ。

 ストーリーとしては妻と子供をニンジャに殺されて自身も瀕死の重症を負ったフジキド・ケンジがニンジャに生まれ変わってすべてのニンジャに復讐するという話です。
「ニンジャ、殺すべし」

とにかく随所に間違った日本人観が散りばめられていることです。
あと、キテレツな日本語に目が行きがちだけど設定自体はよく練られていて話のプロットも比較的しっかりしているので、ちゃんとオチが付く?と安心して読めるのも良いです。
 あんまり細かいことを気にすると楽しめなくなるので考えるな、感じろの、の精神で活きましょう。

 この作品ですが2012年に書籍版が出ていますが、そもそもはTwitterで連載していたので無料でよめます。
Togetterでまとめられてるのでそこから読んでいってもいいですし比較的どこからよんでも理解できるのでTwitterで連載されている最新版から読んでもいいと思います。
 基本的にはネット上で無料で読めるのですが、書籍版には描きおろしがあったり加筆されている箇所があったりするので気になる方は是非書籍版をよんでみて下さい。