おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

バイオーグ・トリニティ5巻感想

バイオーグ・トリニティでは死んだと思ったキャラがさらっと生き返る。
あと、大暮の作画や絵の構成は非常に上手いとは思うものの、込み入ってて何やってるかわらなくなる。
そういった時にざっくりとした登場キャラクターの名前やら設定やらを確認するのにウィキを見るんだけど、まだウィキペディアのページも充実していない。 ということでこいつ誰だっけ、を確認。

[登場人物再確認]

・藤井

下の名前が思い出せない。主人公なのに。。。 やっぱり自分ってそこまで登場人物の名前に興味ねーのかな。 多分5巻で一番かっこいい男。 ベルウッッド/鈴木に、他のものを取り込みまくって戦うのはやめたほうがよい、穴に取り込んだものはすべて出すことができないから元の自分じゃないものになっちゃうよ、とアドバイスをうけて 「むしろ本望だね 変わらなきゃいけないんだオレは。」と返すシーンがまじでかっこいい。 5巻は、大暮が特に力を入れているのかはしらないけどキャラの表情がいい。 で、とくにこの変わらなきゃいけないんだオレは。のシーンの表情が、すごいかっこいいのね エアギアのうっすぃーのみたいなかわいい系の表情をたくさん描いてきただけにそこですっごい冷たい感じの決意がニジミでてくる表情をかけるのがかっこいい。

・キワコ

本名は忘れたけど、このくらいのメインキャラになるとウィキのってるしいいや。 名前を感じにすると極子 バイクと合体したバグラー。 バイクとの合体が解除されるシーンがあるので、どんなバイクにのってたかが明らかに。 すっごいレーシーな感じのバイクでかっこよい。いわゆるセパレートハンドル?しかも横に伸びてるんじゃなくて縦に伸びてるやつ。 最近だとバットマンのコスプレして走ってる千葉っとマンが乗ってるやつをみたのが似てるけど、そんな感じのハンドルのバイク。 ついに藤井のことを好きなことをぶちまけたのに、藤井には全く振り向いてもらえない。むしろ藤井の穴に吸収されて中に入ったあとも、藤井はフミホのことを考えているばかりだし。 藤井が極子に振り向かず、フミホのことばかり気にしているのもある意味では本筋に関係してくる話みたいだからどうしょうもないか。 尽くす女。

・松陰ちえり

可愛いを追求したら何故か蜘蛛と合体してたスパイダーウーマン。 何故かフミホにどんどんそっくりになっていく。やっぱりフミホにそっくりな聖母様からは、分身って呼ばれていてココらへんはかつて世界そのものであった、とされているフミホの設定も兼ねて物語の確信になっていくのでしょう。

・ジュンとメイ

自分はすっかり忘れてた上記二名が、5巻でもまたでててた。そういえば敵サイドの陣営だと穴に吸い込んだ人間も自在にばらばらにできるんでしたね。 さらに死んでも復活するのも当たり前、ということでかなりざっくりキャラが死んでいく話であると同時にほんとうに死んでいなくなることがなさそうですね。 巨乳とバイブと合体したバグラーのふたなりとかなりインパクつおい。 レズってる?ところをふじいくんにコロコロされちゃうというやっぱりクソインパクトの強いキャラ。 ちえりに吸い込まれて退場だと思っていただけに再登場はちょっとうれしい。

・沙雪

スリの少女。フミホに使ってた女の子。カピバラと融合したお父さんと仲良くしていたはずなのに、カピバラ人形とお父さんの中身を交換しちゃうやばい女の子になってた。 カピバラ父ちゃんを殺したダイイング・メッセージならぬキリングメッセージは 「which is real you?」 ところでreal youって英語の表現としてどうなんでしょうね。 気になったのでググってみたらThe Real Youって音楽グループがアルみたいで、しかも海外の音楽グループみたいだから表現として存在しないわけではないみたい。

マルボロマン

新規登場。七三分けのメガネ。 ホサをボコボコにした。コミックに収録されている短篇集ででてくるエロい女の子の彼氏? 誓いのキスはこれで我慢しやがってください、キマってる。 本編では殺戮マシーンって感じで、特に仲間の死体をライター代わりにしてマルボロに火をつけるシーンが特徴的だけど、短編のおかげで情も有る人間なんだなというのがって、短編が良い味だしてる。 もっとも、 「ホレちまえばホレちまう程… ブッ壊したくなる 何もかもメタクソに犯し尽くして奪い尽くす ホレるってな そういうことだろ……です?」 とか情の深そうな台詞はあるから短編がなくてもただの殺戮マシーンってのはないか。 かつて世界そのものだった?フミホが死んだところに居合わせた人物。そのときに世界を殺した/フミホを殺した凶器を吸い込んだことから浦野には世界を殺した殺意と融合した男、とよばれてる。 其の殺意でもってプラズマでもなんでも切断しちゃう、というなんか非常に理屈優先なキャラクター。 中二病伝奇バトルの小説やADVではこういう概念が先行する設定だったりキャラクターって珍しく無いと思うんだけど(多分概念で戦うというのが文章での表現とマッチし易いんだと思う)、漫画で概念的な戦いを描くとなると絵にしないといけない以上結構難しいと思う。 概念同士の殴り合いというのを絵で表現してうまくバトル漫画に納めてるのがある意味でジョジョであり、そのスタンドなんだけどやっぱりちょっと理屈先行のバトルとは感じられづらいところがあって難しい。 結構脱線したけど、思うこととしては登場時だけやったらかっこよくて尻すぼみになるキャラにならないといいなぁというところで、ホサの指導教官ということで物語の本筋以外にもキャラクター的な因縁もあるみたいなので期待。 仲間になって微妙にヘタれる展開も勘弁な。

全体的な感想としては何がなんだかまだわからないので、はよ続きでてください。こういう謎ばらまく作品は大好きなんだけど展開をしりたくて待ち遠しくて辛くなるんだよ!

他巻の感想

バイオーグ・トリニティ 6巻 感想 - おもしろきこともなき世におもしろく