おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

人類は衰退しました 平常運転 感想

人類は衰退しましたの短編がでてました。
発売日は2014年の12月24日っていうかクリスマス。
だったみたいなので、完全に見落としてた。
ライトノベルの発売日って、なんか拾いづらいんですよね。追っている作品が少ないから毎月のように発売作品チェックするのはやめちゃいましたから。



あとよっぽど面白いものにたまたまぶち当たった時はともかく、発売日を待ち焦がれるのが嫌いだから基本的に完結作品か、よっぽど既刊数が多い作品しか追わない。

以下、感想(ネタバレはごめんなさい)

平常運転、概要

基本的には短篇集ですね。
内容としては、これまでの特典系短編+描きおろし、みたいです。
こういう形で特典が最終的には補完されるのってありがたいですよね、全部の特典なんて追えるわけないですから。
でもせっかく作品として世の中に出したんだからきちんとファンが現実的に追える手段ででてくれるとありがたい。もちろん、特典つきを購入してくれるファンには配慮が必要だとは思うんですけど。

全般的な感想

人類葉衰退しました、の長編は基本的にネタの仕込みがある作品群で、コメディテイストと、細部の面白さだけではないオチがあるんですが、短編だとさすがにそこまでのものはなくて全体的にストレートな話がメイン。
でも、面白いアイディアが練り込んである短編もおおくて、中でも助手さんがメインででてくる話が面白いですね。

中でも好きになれた短編

14短編収録されてるんですけど、
妖精さんの、ないしょどうぐ『食器伝承(フォークロア)』」が一番おもしろいです。
なんというかネタが結構面白くて、こういう短編って大好きって思わせてくれますね。
ネタが面白い系は、ネタバレされるとすごい弱いので、中身を見てからのお楽しみ。

イラストについて

イラストってもともとのひとからは変更ありましたよね、変更された直後は前のほうがすきだーとかいってましたけど、アニメも今のデザインだというのもあってすっかりなれました。
表紙絵と中のカラーイラスト合わせてみましても、なんか「わたし」がちょっと大人びて見えますね、具体的には友人Yっぽさがでてる。

Kindle版はイラスト補完版とかいてあったと思いますが、結構増量されてる感じかもしれないです。
書籍版と比較してないのでわかりませんが。
ただ、カラーイラストが多いから、paperwhiteで購入すると、せっかくのカラーイラストが白黒になってしまうので、そこは多分ごめんなさいですね。