酒鬼薔薇聖斗著「絶歌」が発売されることのぜひ
被害者の遺族が気に食わないという理由は理解できる。
が、同時に酒鬼薔薇聖斗は被害者の遺族に対して義理はあっても義務はないのだし、救われるためには、手記を書くしか無いと思ったのだったら、かいて出版したことは間違ってないだろう。
未だに人をなぜ殺してはいけないのか理解できない
人を殺してはいけない理由を理屈で説明することは難しいと思う。
おおくのひとはなんとなく受け入れがたいというだけで、理解している人はさほどいないと思う。
理解しなくても、受け入れられるというようなことなんだろうから。
別にあなたが怒る必要はない
被害者の遺族が怒るのは理解できるが、傍観者が怒る理由はよくわからない。
犯罪者がその犯罪内容で儲けるのはけしからん、ということは理解できなくもないのだが。
最終的には著書で儲けることを目的とした犯罪者が現れるようなインセンティブは残すべきではないということだろう。
ただ、サムの息子法というのもどうなんだろうというところである。
それに、加害者が儲けるのが気に食わないというのならば、加害者から表現の手段を奪うよりも、一人一人が購入しない、という方法しかないとおもうし、そのようにするべきだと思う。
そういう意味では不買運動くらいはしてもいいのかもしれない
被害者よりも加害者に興味が湧く事件だった
多分、被害者遺族の人たちは、加害者である酒鬼薔薇聖斗が不当に持ち上げられて、自分たちがないがしろにされているという風に感じていると思うのだけれど、実際のところ被害者よりも加害者に興味の湧く事件ではあった。
通り間にころされて、校門に首をされされることに感情移入するよりも、殺して校門に首をさらしたほうの考えていることのほうが興味がモテるものな。
インターネットを検索してみればわかる通りで、猟奇殺人というのは好きな人は好きだ。
犯罪の犯人その人ではなくても、犯罪者を出汁にして金儲けしている人間なんて腐るほどいる。
さらにいえば、酒鬼薔薇聖斗は間違いなく時代の寵児だったとも言える。
それに賢い人間に思えるしな。
間違いなく尖った感受性を持った人間ではあったようだ。そういった人間が何を考え、犯罪にいたったかには、ゲスな興味かもしれないが興味はあるので、多分買うなぁ。
自分が買う前に回収騒ぎにならないことを、望む。