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おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

仮面ライダーWを全話見た感想

とりあえずテレビシリーズは全部みました。

どこまでも王道で良かったですね。

良かった点と悪かった点について

良かった点は、全体の雰囲気がとにかく明るいこと、画面に常にたくさんの登場人物がいるところが良かったですね。

悪かった点は、良かった点と表裏一体なので難しいですが、時折コミカルすぎるところ。
とくにフィリップと左翔太郎とセットの、鳴子章吉の娘の鳴子某かやかましく、回を追うことに演技過剰になっていって鬱陶しい。

他は概ね好み。
過剰な演技はこの手の特撮の絵作りの常だし。

気障すぎるが、子供はきっと気に入りそう、というよりも自分の厨二病ごころに響いたのは
「お前の罪を数えろ」「悪魔と相乗りする勇気は、あるかい」

テーマとして、家族の絆のようなものが根底にあったのが良かった。家族の絆そのものは失われてなかったのね、みたいなところがところどこにあって。

この家族の絆というか愛情のテーマは王道で実に良かった。それに単純に家族の絆っていいよね、で終わらせる寄りは、妹に嫉妬する姉やら、家族のことを道具として扱うくせに家族が大事であること自体は忘れられない父親とか実に好みではあった。

仮面ライダーのデザインについて

仮面ライダーWは、左翔太郎とフィリップという2人の人間が変身する仮面ライダーである。ゆえにデザインも左右で別れた二種類の組み合わせになっていてそれが結構かっこいい。

もちろん、2種類の「半分こ怪人」ではない単体の仮面ライダーもかっこいいのだが。
単体の仮面ライダーというの実は作中で出てくるので、楽しみにしておいていただきたい。ちょっと装飾過剰なきらいのあるWの中で、実にシンプルでかっこいい。

復讐推しのシュラウドさん、好きです

敵と戦うモチベーションに復讐以外を認めない、シュラウドさんがなんか好き。
包帯ぐるぐるでサングラスに帽子と不審者すぎる怪しいルックスも、なんか実によいよい。

それにしても復讐大好き人間が序盤~中盤にかけてはたくさんでてくる。中盤のテーマは確実に復讐だった。

復讐というモチベーションに対する扱いは、いろいろとあるけど、こういう少年向けコンテンツでは、復讐を達成することではなく、許す強さにフォーカスが当てられガチである。

まぁ、少年向けの作品で、復讐するは我にあり、な話にゴリゴリ持ってくのは難しいとは思う。
特に倫理・道徳的観点から難しい。

どうも復讐という料理は冷めてからがうまいという言葉もあるのだが、たいていの人間は、熱々のうちじゃないと食べられないようなのだ。

あるいは、冷めてしまった復讐という料理を食べることは許されない、というべきか。

ハードボイルド探偵、左翔太郎

ハードボイルドな探偵を自称する男、左翔太郎。
その実お人好しで心優しい好青年であることが、ところどころのエピソードからにじみでているのだが。
ただ、折に触れハードボイルドという言葉が使われるので、逆に左翔太郎の優しさがにじみでていたよかった。
ハードボイルドという意味では、序盤のフィリップや照井竜のほうがよっぽど、情や感傷に左右されない恐ろしい人間である。

ただ、冷静沈着・冷酷な人間が次々と敵怪人を倒していくような話はサツバツとしていて、ちょっとどうかな、と思うので、そういう意味ではハードボイルドを自称するこころ優しいハーフボイルド探偵はいいなぁ、とおもった。

すぐにゴルゴムのしわざだなゆるざん!!になってしまう黒いバッタも反省して欲しいところだ。

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