おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

トトリのアトリエは、アトリエシリーズでも屈指のバランスの良さの佳作

VITAでもアトリエシリーズができるようになったので、トトリのアトリエをはじめました。
アトリエシリーズはPSのマリーのアトリエエリーのアトリエ以来なので、実に楽しみにして遊んでいました。

状況は1週目がそろそろ終わりそうなくらい。
最果ての村で、トトリの母親の行く末を見届けたので、バッドエンドは回避できました。

トトリのアトリエのいいところ

トトリのアトリエは全体的にバランスがいいと思います。
調合依頼をうけてシコシコと調合してもいいし、冒険者として世界中を探索して地図を埋めてもいい。

強制的なイベントはあまりないけれど、村とアーランドを行き来して、他のメインキャラと話をすることで、キャラごとのイベントがちょろちょろと進むのが楽しい。

戦闘パートも調合がものをいう

戦闘パートも調合がものをいうのもいいところです。
レベルの概念はあるものの、レベルをあげることで得られる恩恵は、HPとスキルの習得がメイン。

それよりも、調合を極めて、強力な材料から強力な装備をつくり、大ダメージを与えられる爆弾を調合することが強さにつながります。
戦闘パートが骨太でありつつ、戦闘をクリアするための有力な選択が調合であるというのがよろしい。

トトリのアトリエでいまいちなところ

トトリは最初は13歳で、4年 or 6年の冒険者生活を送ってEDを迎えるゲームです。
だからEDの時には17歳か19歳になっているわけです。

でも、トトリの見た目は変わらないし、他のキャラクターたちにしたところでトトリが関係ないところは全くイベントがないように見えます。
つまり何年目、みたいな時間の概念があるのにその時間がキャラクターたちに影響を与えていないサザエさん時空なんです。

2Dから3Dに変わって、フィールドの採取も3Dのステージを探索するゲームになった。そのためにオープンワールドっぽい雰囲気がでているのに、このキャラクターまわりにイベントが起こらないところがなんか和製RPGだなって感じで物足りない。

好き嫌いの趣味の話だろ、といわれたら其の程度の話なのですが。

個人的にはFallout3でオープンワールドにどっぷりハマったので、NPCが気づいたら野盗に襲われて死んでましたくらいのことが起きる、一つの世界が広がっていてそこにNPCが住んでいるんだってのが好きなので、物足りないと思わされてしまうのです。

PSVITAアトリエシリーズ展開

アーランドシリーズだと、

トトリのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士2~ (通常版)

トトリのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士2~ (通常版)

メルルのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士3~

メルルのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士3~


黄昏シリーズだと

アーシャのアトリエ Plus ~黄昏の大地の錬金術士~

アーシャのアトリエ Plus ~黄昏の大地の錬金術士~


PSVITAソフトとしてでています。

一方で、PSVITAで遊べるシリーズとしては
PSアーカイブスで

マリーのアトリエ プラス~ザールブルグの錬金術士~ PlayStation the Best

マリーのアトリエ プラス~ザールブルグの錬金術士~ PlayStation the Best

エリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士2~ PlayStation the Best

エリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士2~ PlayStation the Best


PSPのアーカイブスで、マナケミアシリーズ

マナケミア ~学園の錬金術士たち~(通常版)

マナケミア ~学園の錬金術士たち~(通常版)

マナケミア2 ~おちた学園と錬金術師たち~(通常版)

マナケミア2 ~おちた学園と錬金術師たち~(通常版)


PSPのアーカイブスで、

ユーディーのアトリエ ?グラムナートの錬金術師?

ユーディーのアトリエ ?グラムナートの錬金術師?

ヴィオラートのアトリエ ~グラムナートの錬金術士2~ 群青の思い出(通常版)

ヴィオラートのアトリエ ~グラムナートの錬金術士2~ 群青の思い出(通常版)



が遊べます。

各作品ごとに世界観がいくつかあって、
ザールブルグ(+グラムナート)シリーズ、マナケミアシリーズ、アーランドシリーズ、黄昏の大地シリーズに今回紹介しているシリーズだと別れます。
マリーのアトリエエリーのアトリエユーディーのアトリエヴィオラートのアトリエがザールブルグ及びグラムナートシリーズ。
マナケミア1&2がそのままマナケミアシリーズ、ロロナ、トトリ、メルルがアーランドシリーズ。
アーシャのアトリエ、エスカ&ロジーが黄昏の大地シリーズです。

マリーのアトリエ

初代のアトリエシリーズで、「世界を救うのはもうやめた」のキャッチコピーがあった。
話としても、錬金術士の学園で劣等生になっている主人公の女の子、マリーが課題として町中に錬金術屋さんを開いて、一定の成果を上げることを求められる話である。

基本的には、錬金術で商売をしながら日常生活を送っていくストーリーです。

危険な外の世界に行くときには、ほかのキャラクターを護衛にしたりできて、そうやって護衛にしてやったりすることで好感度が上がったり下がったりして、キャラとの関係によってEDが決まったりする感じのゲーム。

エリーのアトリエ

アトリエシリーズ2作目。
ギャルゲー路線は、このエリーのアトリエから始まった。
主人公がらみの恋愛要素が組み込まれて、あるキャラと良い中になるとそれがEDにも反映されてり、ね。

メインの調合要素も拡張されていて、マリーのアトリエではただただレシピの通りにしか調合できなかったのが、調合アイテムの割合を変えたり、自由な組合わせで、調合しオリジナルアイテムをつくることができた。

ただ、この調合の拡張要素には知っていれば、本来レシピを知らない調合でもできちゃう(エリーが再発明できちゃう)みたいなシステムの穴的な部分にもなっていて、あまり上手いこと後発のシリーズには受け継がれなかった。

他のアトリエシリーズ

他のアトリエシリーズは自分が遊んでいないので、割愛。
とりあえずPSVITAで遊べるシリーズについてはひと通り遊んでみたいと思ってます。
アトリエシリーズもたくさんで過ぎていて全部遊ぶのは難しいので。。。

レビューを確認したりしている限りでは、ザールブルグ+アーランドシリーズがアトリエらしいアトリエで、多分遊びやすいシリーズです。