おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

フレデリック・フォーサイス、ジャッカルの日 感想

フレデリック・フォーサイスジャッカルの日を読んだ。
シャルルドゴールを暗殺しようとする、凄腕の殺し屋ジャッカルと、それを阻止するべく動く人々の物語である。

作者のフレデリック・フォーサイスは、諜報機関と関係があったと言われているような人で、ジャッカルの日もその経験をフルに活かして書かれた作品である。
一説にはKGBの教科書になっていた、とか。
そんな作品なのでリアリティという意味では一押しの作品だからこれを気に本作の存在を知ったひとには是非読んでもらいたい。

以下に興味深い点をいくつかピックアップ

・死んだ人間を利用してパスポートを作成する
→国よっては結構ずさんな戸籍管理をしているので、出生届と死亡届がリンクしていない。
そのことを利用して、死んだ人間の戸籍をりようしてパスポートが作成できる、という話。
作品中では、家系図の研究をしている人間を装い、田舎の村の墓地からちょうど良い死者を見繕っていた。

・松葉杖のなかに仕込めるサイレンサー付きライフル

ド・ゴールのことは図書館で調べる
→意外とスパイのしごとというのは図書館でできるらしい。その国の言葉で、その国で流通している情報、とういのがスパイのほしい仕事だったりするようだ。


と、いうところで結構スパイとはなんぞやみたいな話につながるところがあって面白い。
なんていたってジャッカルは変装と暗殺の天才なんだから。

最後の最後まで、おお!と思わせる展開だらけで非常におすすめ。

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