HUNTERXHUNTER 34巻 感想
HUNTERXHUNTERの34巻の感想です。
HUNTER×HUNTER モノクロ版 34 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/06/26
- メディア: Kindle版
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ネタバレありです。
クロロVSヒソカ戦が長いこと単行本化していなかったもので、単行本化してくれてまとめて読み直せて満足。
ヒソカがしれっと死後の念で生き返るところをご都合主義ととるかどうかは難しいと思います。
ただ、わたし個人の感想としては、作中世界での設定との矛盾を生じさせない上で、クロロとヒソカの戦いを不完全燃焼させずに決着させるためにはヒソカは一度死なないといけないので仕方ないかなーとは思います。
ヒソカは最近負けっぱなしで株が下がりっぱなしという問題があったんですけど。
ヒソカはクロロに事前準備をさせるというハンデを与え、クロロはクロロで使う念能力を説明する、というハンデを与え、ある意味で戦いをゲーム的に整えた上で行っている、というのが一つのポイントだったのではないでしょうか。
ヒソカ・クロロ戦のもう一ついいところはヒソカ・クロロ戦の後にあるなと思いました。
死後の念で蘇ることができたヒソカはありとあらゆる方法でクロロを倒すことを決めたのが良かったですね。
さらに言えばクロロとの戦いで足と手を一本ずつ失う描写があるんですが、その傷をヒソカは直していないのにも関わらずそのことを利用して更に強くなっている描写があるのが本当によかった。
失った足をゴムの念で補って反発を利用して瞬発力を増している描写があったのが本当によかった、というのが雑ではあるが感想です。
手足がなくなるキャラがそれでも強さを失わない、というsって位の話はわたしは普通に好きですねぇ。