おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

忍物語 感想

忍物語が7/21に発売されていたので読了。
感想です。
モンスターシーズンと銘打ってまだまだ続けるみたいですね、物語シリーズ

時系列的には大学生の暦くんが出てきますね。
そして暦くんの大学のお友達がでてきますが女の子ですね。

ところで、物語シリーズ阿良々木暦のお友達って男性でてきましたっけ?
貝木泥舟はまぁ相容れない存在って扱いだし、手折正弦は退場が早すぎたし。

どちらにせよ年齢が離れているから友達枠ではないですね。

戯言シリーズにしたところで、友達はあれっすね。なんでしたっけ。名前がでてこない入れ墨の零崎少年しかでてこないですし。

出夢くんに関しては限りなく性別が怪しいキャラだし。

まぁ男性の出てこないライトノベルとかノベルゲーとか少なくないですしね。

Fate/StayNightでも士郎くんの友達は基本的にいない。(わかめが友達ってマジかよ。)
あ、でも寺の息子がいたか。

なんで男性が出てこない事が多いんでしょうか。
人間付き合いが少なくて男性の友達が少ない作者が書いているから、というようなことを言う人がいたりもしましたが、現実での経験が少なくても書籍などの物語でのインプットを増やすことはできなくはないし、自分にはないからこそ、憧れるという側面もあると思うんですよね。
永井豪は童貞を捨ててから漫画がエロくなくなった、という話をしている人もいたりしたらしいですし。

以下、ネタバレ含みの感想

旧キスショット、現忍野忍を吸血鬼にしたキャラがでてきますね。
業物語?かなんかの美し姫の話ででてくるキャラですね。なんか幼女になってますね。
登場人物の多くがとりあえず幼女である、ってのはこの作品の何かしらのテーマなんですかね。

幼女枠
八九寺真宵
千石撫子
忍野忍
斧乃木余接

適当に書いただけで結構います?
いや登場人物がアホほど多い作品だから意外と少ないとも言える?まぁこれも感想本編ではないですね。

結局スーサイドマスターは死んだんですかね。
もう死ぬしかない/餓死寸前、という設定でしたし、特に誰を食べたという描写もないし死んだとしか解釈のしようがないから死んだのかな?

ただ、死ぬためだけに登場したのだとしたら、正直地獄もとい天国で美し姫にあってスーサイドマスターがミイラになったのを復活させた理由がわからない話になるんですよねぇ。

いや、吸血鬼になったバスケ部員の下りをスーサイドマスター視点で説明するためだけに(言ってみればスーサイドマスターのキャラクタ紹介のためだけに)でてきたことになりませんか。
そうやってわざわざ尺を使ってキャラ説明をしたのに1巻で退場というのも変な感じだから、何かしらの方法で今後も登場するんですかね。

シリーズが長いので中だるみするのもしゃーなしだとは思いますが正直にちょっというとパワー不足な感じですかね。
つまらなくはないし、そこそこ以上に面白いのはむしろわかっているから必ずでたら読むんですけど夢中になるかというとそうではない、というようなポジションですね。最近の物語シリーズ。。。