円環少女の感想
円環少女がやたらと安い感じだったので、仕事に忙しい日々の慰めに購入しました。
Kindleで全巻500円だったのですので、なんかしらんが購入しました。
3巻、4巻くらいまで読んだ感想としては世界観設定は抜群で、ただ作者の実力がまだ描写とか諸々に追いついてないって感じでした。
8巻くらいまで読んできた感想としては、かなり筆がこなれてきたのか、面白くなってきてます。
よく考えてみると、8巻にもなると3年くらい同じ長期作品を書き続けているわけで、うまくなってくるかもしれないってやつですね。
最初のほうはそうでもなかったんですけど、途中から学生運動をこじらせたテロリストがでてきたりと作者のバックボーンがちょっと気になる感じ。
主人公代わりと何もできない感じなのが、ライトノベルにしてはちょっと古い感じなの仮名、とは思った。
いうて、2005年スタートで2011年完結の作品なのでちょっと2017年に読むには古い感じは実際ある。
そこまで読まないから偏見も多いが小説家になろうに多い、なろう系小説とはまた芸風が違うと思う。
13巻ラストまで読みました。
13巻ラストまで読んだ感想としては、悪くはないがよくもない。佳作といったものです。
13巻もやらないでせいぜい4,5巻の内容でラストがこれなら傑作まで行けたかもしれない内容でしたが、13巻やってこのラストはちょっとだるいくらいの感じ。