ローカス賞受賞かつネビュラ・
ヒューゴーの候補作という煽り文句につられて購入したが、期待に違わず面白かった。
ファンタジーSF、ということだけどどちらかというとファンタジーより。
作者が黒人女性ということでも有名で、やはり女性的な部分を多く感じた。
女主人公の性格は男性が描写する女性の描写とは違う。
展開により時間軸が前後したり、誰のセリフかわからないセリフが多いなど落ち着いて読まないとわからない部分がある。一回読んだあとにもう一度読むとあのシーンはこういう意味だったのか、という発見があってまた楽しめるはずだ。