おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

PV以外のWEBメディアの価値測定手段が欲しい

WEBメディアの価値を測る上でPV以外のものが欲しい。

じゃないとこの東洋経済の記事みたいな話になっちゃうよ。。。
東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 - withnews(ウィズニュース)

過去のヒット記事のデータを見ればわかります。例えば、『iPhone』の記事は見出しに『iPhone』とついただけで伸びる。ところが、『アップル』だと駄目なんです。編集部から記者に発注するときには、そういった見出しのつけ方や、文章構成についても細かく口を出します。
iPad』の記事はデータから見て全然読まれないので、なんとか『iPhone』から書き出してもらう。『iPhoneが現在売れているけれど、一方でiPadは』とか。他にも、『タリーズ』はダメだけど『スタバ』はいい

これって手法として確かに有効でこういう積み重ねでPVが上がってるという実績があるのかもしれないけど、釣り的な手法。
だってiPhoneのこと期待しているのに無理やりiPad記事の書き出しをiPhoneにしてるわけでしょう?
こういうことするから釣り記事が多いとか言われちゃうんだよね。

この手の手法を恥も外聞もなく突き詰めるとまとめサイトになるんじゃないかな?

じゃあどうすりゃいいんだよ(マジギレ

そこがわからないからみんなPV、それから導きだされる広告収入を求めてるんだよ、ということで何ガ言えるわけでもないんだけど

お固い雑誌がエンタメ切り口で売ってるのが東洋経済オンライン?

この手法は紙の雑誌としての東洋経済の価値を食いつぶしてやってるんじゃない?
それなりに紙の雑誌として、普及して信用もある東洋経済がオンラインだと取っ付き易い、エンタメ重視のタイトルと内容の記事を書いているということへの価値がこのオンラインのPV上昇を招いている気がする。

つまり東洋経済は社会的に読んでいても、あるいは話題にしても馬鹿にされないだけの価値があるブランドなわけ。

それが、低俗なエンタメ的な切り口で経済記事を書くのが受けているってわけ。

記事の中でハフィントン・ポストまでいくと読者のロイヤリティが下がるっていってるんでそれなりにバランス取りは意識してるみたいですが。