おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

2015年3月時点でのおすすめラノベ その1

自分がラノベを読み始めたのはハルヒ、半月からなので、2000年代前半からか。

その後、特別どっぷりハマることもなかっがなんのかんので有名作品を負ったり面白い作品を見つけたりできてたと思うので、棚卸しがてらおすすめを書いてみる。

おすすめはいつの段階から見て、というのが大事だと思うので、そこも記載。


されど竜は罪人と踊る

暗黒ライトノベル系列の最高峰のひとつ、だと思う。
ある意味では異世界冒険者物語のアンチテーゼでもある。
舞台は現代〜近未来を舞台にした科学を元にした魔法が普及した世界。
主人公はその魔法を使ったよろず何でも屋事務所を、相棒と共同経営している。

特徴としてとにかく世知辛い。
この魔法を咒式、魔法を使う人を咒式士と呼ぶのだけど、主人公はとくに裏社会の暴力沙汰やファンタジーにつきものの怪物、化物とのトラブルを解決する攻性咒式士の仕事についている。
が、はっきりいってこの仕事、正義の味方扱いされている社会的な地位のある人たちもいるが、それ以外はヤクザ扱いである。
異世界ファンタジーの冒険者なんて職業が底辺でも貧乏して食っていける、社会的は地位が低いことを殊更に描かれることがないなんてのに比べると、もう世知辛い。
しかも主人公は運のある人間が勤勉に働けば、学べばなんとかこれくらいのことはできます、な人。

なのに敵は人外ばっかりという。策を弄して生き残れ、君のあしたはどっちだ!?といった感じ。

境界線上のホライゾン、もしくは終わりのクロニクル


同じ作者の作品をずらずら並べるのは趣味じなないのですが、ここは記載しておきたいので、その2は境界線上のホライゾン終わりのクロニクルについて書きます