のりりん、10巻まで読了
鬼頭先生の世界に浸る。
日常志向の自転車マンガ
最近はやりの弱虫ペダルのようなぶっ飛び系のスポーツ少年漫画路線ではなく、大人の趣味としてロードバイクにのったら系のお話ですね。
初心者向けの公道の走り方、下りの走り方、ツーリングの仕方、などなど楽しい役に立つ話が盛りだくさんでよい。
ロードバイクの選び方に至っては、予算が決まればあとはサイズが合うのを、なんでも、好きなものでというのもぶっちゃけてて好き。
日常思考のまんがのいいところとして、弱虫ペダル・シャカリキみたいなレース志向のまんがとして自分が買うところが想像できるところ。
弱虫ペダルなんて自分で自転車買ってないもんね。
シャカリキはどうだったか忘れた。
ヤビツ峠上りたいやつ
ヤビツ峠がでてきてましたねー。となるとやはりのりりんの舞台は神奈川近辺なのかしら。それともヤビツ峠をヤビツっていわないのは、具体的にどの当たりが舞台です、という話をしないためかしら。
そのわりには、神奈川県であることが容易にわかるし、どうもネット情報では秦野市らしい。
舞台が閉塞的で田舎っぽい
少しだけ、舞台は田舎で閉塞的に感じる。というのも主人公が自転車に載る経緯のエピソードからも感じ取れるからだ。
小学校の時にいじめられてた人間が社会に秩序をもたらすべく警察官になる。どちらかというといじめていた人間の主人公はその警察官をやっている知り合いと再開し、飲酒運転で免許を没収される。
他にも、主人公の初期ライバルキャラとでも言える、ロードバイクをスポーツとして載る経験者の等々力くんがでてくるんだけど、彼も主人公の妹とリトルリーグ時代の因縁を持っていたりする。
リトルリーグということは中学生か。
28歳とか25歳とかの人間が小学校・中学校の人間関係に振り回されるのってすごい田舎っぽく感じる。
そいて人間の気持ちとかドロドロしたのとか描くのが上手な鬼頭莫宏先生なので、余計にそういう気持ちが強まる
ところでヤビツ峠とかでてくるし箱根でてくるし江の島もでてくる(実際にいってはないが)多分神奈川が舞台だよね。
サイクルカフェin表ヤビツだそうで
勢いで、10巻まで読みきったのでざっくりとした感想はここまででも少し細かい感想は改めて読みなおしてから書きたい。
改めて思ったのがこの感想を書いてるのはのりりんを読んでから3日たってからなんだけど感想を描くなら、読み返しながらか読んだ直後じゃないとだめだね。3日もたつと結構印象が薄くなったら。