12モンキーズ Season1 2話の感想
まだストーリーがややこしくて追いきれていない。
全人類の大部分が疫病で死滅した未来から、過去へエージェントを送り込み、疫病の大流行を防ごうというのがあらすじ。
しかし、メインテーマが時間と記憶であり、タイム・トラベルは常にパラドックスを生み出すタイプの世界観を採用していることから、展開は非常に難解。
第一話では、主人公コールは過去に送り込まれ、疫病の大流行の原因となった真犯人を殺したはずが、未来では大流行は止まらず、一体何がどうったんだ、といういところで引き。
第二話では、コールは今度は2006年の北朝鮮へ
2006年の北朝鮮にいくコール、その直後に舞台は2015年のフィラデルフィアで病院に収容されるシーンへ。
CIAの記録にもばっちりと残ってしまい、妄想癖のある活動家扱いされてしまうコール。
なぜ未来の人たちは、犯罪者を特赦を餌にして人類の未来をかけた戦いに送り込んだのか
当たり前に考えると、そんな人類の命運をかけるスペシャルミッション、志願するエリートがいくらでもいそうだけど、と思った。
ちゃんとそこは設定があるようで、主人公コールは、30年前(コールのいる世界を基準点として)に残されたメッセージビデオの中に名前が残っていることが確認されている。
それをもとに、この過去旅行・時間改変を企む連中は、コールを引っ張りだした模様。
タイムパラドックスが生じるタイプの世界観を採用しているので、これは疫病で人類が滅ぶ世界に至るまでにすでに過去にコールがタイムトラベルをしているということを示しているのではないかと思う。
つまりコールに関しては、複数の時間軸、記憶を持つコールが過去と未来を行き来している状態なのではないか。
リーランドの娘に12モンキーズについて尋問をするの巻
12匹の猿とは、リーランドが昔実験のために勝っていた猿?
12匹いて逃がした。
2009年のボストンがスタートで、リラーンドの娘の分身。
あたまのなかにいて、善人をころそうとする。
わけのわからないことを言いまくるせいで見ている人間もわけがわからない。
ただ、このリーランドの娘が、ナイトルームの話をした、ということをリーランドの娘の精神科医がだれかに報告して、そのことで金銭を得ていた。
つまりリーランドの娘、ジェレミーは実は精神的に異常ではあるが、真実を掴んでいてそれがよそにもれないように精神病院で飼い殺しにすることで、この精神科医は金をもらっているのだ。
そして、ジェレミーは拘束されているコールの病室に現れ、彼女が精神病院を拘束される原因について話しを始める。
かつてジェレミーは、自分の父親リーランドの研究室で働いてたのだが、その研究室をリーランドが作っていたウィルスを求めて襲撃した集団がいた。
其の集団はリーランドの娘であるジェレミーを除いて殺すことができた科学者を皆殺しにしてしまった、という。
其の集団こそが、コールが探しているウィルスを手に入れて世界を滅びした集団に違いない。
というところまでが2話の話。
その後ジェレミーは、なぜかコールを知っている謎の人間にさらわれてしまい、コールは一旦、現代(地球が疫病で滅んだ時代)に帰るところでおしまい。