バキ外伝 疵面 スカーフェイス 6巻の感想
かなり久しぶりにでた、バキ外伝の新刊。実に6年ぶり?くらいですかね
花山薫外伝といいつつ、新規キャラのレックス推しの展開が目立つ6巻でした。
バキ外伝 疵面 ?スカーフェイス?(6) (チャンピオンREDコミックス)
- 作者: 山内雪奈生,板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/06/08
- メディア: Kindle版
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レックスの強さには、鎬紅葉が関係していたというびっくり話まででてきております。
改造人間だったんだ、というオチ、でしょうか。
レックスVSGMが話のメインで、なんでレックスが強いのかは明らかにされないまま、GMの正体が明かされていきます。
GMの正体>レックスの強さの理由という展開になるので、まぁ、逆転劇があるのかなとは思いつつも、花山薫外伝なので、最後を占めるのは花山薫なのも明らか、ということで読めそうで読めない今後の展開です。
ただ、カンパニーはないだろ。。。
ハゲのちびオカマということで、こうやって書くとなんか差別主義者ですが、そういうキャラ造詣やねん、許して頂戴といったキャラであるGM。
その正体が少しずつ明らかになってきます。
アフリカ紛争地帯の出身で、世界を裏から牛耳るフィクサー、それがGMだ。ということでちょっと話を大きくしすぎてげんなり。。。
FBIにもCIAにも、日本警察にもGMが仕切るカンパニーの影がいるのだ。
そしてそれと戦うのが、花山薫が所属している任侠団体なのだ、ということでちょっととんでもすぎますよ。
ただ、花山薫の格闘バトルだけではなくて、任侠団体VSカンパニーということで、話に二重構造をもたせようというのであれば、いままでの刃牙とは話の構造がちょっと違うよな、ということで面白い試みではあります。
ただ、そこら辺はどうせうまくいかなくて、二重構造というよりも花山薫が勝利すると、それがきかっけになって抗争にも勝利ということでさらなる花山薫の持ち上げにしかならなさそうなところはちょっとげんなり、いたします。