おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

15センチメートルのアメコミヒーロー・アントマンの映画 感想

アントマンを見ました。
15センチメートルのアメコミ・ヒーローのお話。

アメコミのいハリウッド映画化には少々お疲れですが、それでもこのアントマンは目先が変わってよかった。

今までアメコミで映画化されているのは、結構正統派のヒーローばっかりかと思います。ダークヒーローであるところのバットマンはまた違うかもしれないですが、バットマン自体がみおうマンネリレベルですからね。

アントマンはその点ちょっとひと味違います。
なんといっても主人公が変身?するアントマンはたった身長15センチ。
アントマンの名前どおりアリと一緒になって活動するヒーローです。

能力は自在に縮むことができること。15センチになったり元のサイズになったりをやりたい放題。そして15センチになっても元のサイズの時と同じ力を発揮することができる。

能力がテロリストぽいヒーロー

いいところスパイ。
なんといっても出来ることが、他人に気づかれずに敵地に潜入しての破壊活動・暗殺くらいしかない。

防衛戦には向かないので、専守防衛のヒーローにはなれないでしょう。

ハイドラを出しておけばとりあえず悪いことしているでしょ、という風潮

アントマンの敵役は、アントマンスーツの技術を発明した博士の弟子。
危険過ぎる技術を発明してしまったピム博士は弟子のクロスにも内緒でその発明を封印してしまう。

そして、世界の危機?チックなものを解決するときだけ、アントマンとして活動していたよう。

でもクロスはピム博士gあ何かを隠していたことに感づいた上、自分で同じものを作ってしまう。
そして、悪の組織ハイドラにそれを売り渡そうとするので、それを阻止するのがアントマンのメインのお話です。

ハイドラにアントマン技術を渡してからの展望が全くなかったというのが笑える。
もう単にハイドラがでてきたら悪いことしているでしょ?と言わんばかり。

ミクロ世界を描く映像美の魅力

進撃の巨人の某スタッフが金がかかった演出の良い映画だけみたいならハリウッドに魂を売っちまえみたいなことをTwitterでかいて炎上してしましたが、やはりハリウッドに魂を売りさえすれば、CGやら何やらの技術はバッチリで、面白いかっこいい映像を見れることだけは間違いないです。

アントマンも15センチサイズになって、洪水から逃げたり、アリの上にのって空を飛んだりとか面白すぎる展開ばっかりですよ。
なので、アクション映画としての映像を楽しみたいのであれば、アントマンはぜひぜひ見る価値がある映画です。