おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

図書館は出版社や著者にとっても助かっている、という話

下記のような記事をみた。数字の裏付けは正直いってない。
で、いくつか突っ込みどころがアルと思う。

pojihiguma.hatenablog.com


図書館が新刊を貸すことによって、新刊が売れない、という話はパッと見だと正しいように見えるけど、実際はそうでもないと思っている。
図書館で新刊を借りようとしてみるとわかるのだけど、基本的には新刊は貸出中+予約だらけでそんなに簡単に借りれないですよ。

もちろん、待てば借りられるんだけど、熱心な人は、待たないで買っちゃうでしょうし、待つ人は結局は図書館になければ読まない or 買わない人。

それよりも図書館が本を購入、モット言えば新刊を購入することで文芸書なんかは助かっているはず。
これが新刊を貸し出しできない、だから買わないとなるともっと部数的にシビアになって売れないんじゃないかな、と思っている。

自分が書いている分にも数字的な根拠はなくてほとんど感覚的な話になっているけど、これはこれで正しいと思ってるのよね、ほんとうに。

図書館が新刊を貸すことのメリットとして、話題の本にただで触れられるということで、読書への興味、弾いては本を買う人になってくれる可能性が発生するということも有ると思います。

本ってかわないひとはほんとうにかわないからね。