ヴィンランドサガ 18巻の感想
ヴィンランドサガ18巻がamazonから届いてやした。
幸せの国をつくるんだい、と奴隷から解放されたトルフィンがギリシャに象牙を売りに行く話が継続中。
ただいいとこの坊ちゃんであり、ノルド戦士でもあったトルフィンはバイキング軍団の後継者争いに巻き込まれちゃいます。
暴力の連鎖から抜け出したいのに、過去の暴力から自由になれないトルフィン。
思いと能力の不一致と考えると面白いですね。この場合は能力が過剰にあることと、過去確かに戦士団の一員としての経歴かあるもいうパターンではありますが。
バイキング軍団から逃げるために旅の仲間たちと別れて1人逃げたトルフィンですが、トルフィンをバイキング軍団の後継者にしたい連中に神輿にされそう!というところで引きを作って18巻はおしまい。
ありがちなセリフですが、狼は羊の群れではいきていけまへん、とバイキング軍団への復帰を促されます。
狼と羊というとかっこいいけどようはヤクザはカタギに関わったら迷惑なんやで、ということでしょうか。
ただ昔はヤクザが大手を振って世の中を切回してたんだからね、仕方ないね。
トールズの若い頃は結構よかったですね。しぬまで戦えばヴァルハラに行けると言って戦士を死ぬまで戦わせてるのに軍団長は戦争を政治と言い切るダブスタを嫌うトールズは若くてよかったです。