おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

玉井雪雄漫画 感想(オメガトライブ・かめも☆チャンス)

オメガトライブとかかもめ☆チャンスをKindleで読んでいた。
Kindleは漫画がいつでもどこでも買って読めるので素晴らしい。
iPhoneXを買ったら画面がでかくなってより素晴らしい。ただ便利すぎて金がどんどん飛んでいくがなんてなので自制心のない人間は
漫画をKindleで購入するのは辞めた方がいいが。

オメガトライブで多分デビューしていて、その後がかもめ☆チャンス、そして自己満につながるって感じ。

オメガトライブはSFっぽいといえばSFです。
で、引きこもりの主人公がアフリカで父親に殺されそうになっているので覚醒する話です。

あらすじもしくは背景としては、ありとあらゆる種というのは、いつか閉塞し滅びるという設定で、主人公は既存の人間種の次の種族のアルファ(はじまり)という
設定です。
そして、人間の次のアルファは、主人公だけではなく、他にもいて誰が人間の次の種族の地位を得るかを争って戦う話。

最初の頃は、引きこもりの主人公の更生といいますか、成長が一つのテーマだったんですが、途中から日本でクーデターを起こすとかいろんな要素が
絡んできてよくわからない漫画になります。

主人公も最初は主人公の葛藤がテーマとして描かれていたものが、周囲のキャラにスポットが当たり、主人公はミステリアスなスキンヘッドハゲになります。

かもめ☆チャンス感想

オメガトライブのキャラクターがスターシステムで登場します。
小菅、梶といったやばいキャラが続投されています。
ロードバイクがモチーフの漫画で、前半は人間ドラマのパーツとしてロードバイクが登場し、後半はスッキリとスポーツ漫画風になっています。
前半はオメガトライブのノリを引っ張っていて不思議な人間ドラマとか思想面が強調された展開が続いています。

後半は、ツール・ド・フランスにでるのが目的になり気がついたらスポーツ漫画になっているという不思議なテイストな漫画です。

個人的にはオメガトライブはかなり面白いけど、かもめ☆チャンスはオメガトライブが好きだった人がちょっとだけ楽しめるおまけ漫画っぽい感じですかね。

40冊くらい勢いで久しぶりに漫画を読んだのでなんか楽しかった。
結論からいうと、オメガトライブは読んだほうがいいが、かもめ☆チャンスはそこまで面白くないので、そこはぼちぼちです。