おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

アクセス数とブラッドハーレー



ここ最近のアクセスを振り返ってみるとブラッドハーレーで検索してくる人が圧倒的に多い。多いといってもこのブログみたいな小さなブログはたいしたアクセスがあるわけではないが。とにかくなにがいいたいかというとアクセスしてくれる人のほとんどがブラッドハーレーの馬車という漫画の感想を求めて、だということ。
いわゆるロングテールってやつに僕のブログではなってるみたい。
ブラッドハーレーってのはかなりエログロな作品だからそいういうのが好きな人とか気になる人がどんな話なのか調べにきてくれてるのかな。
以前好き勝手書いた記事では、ブラッドハーレーの馬車についてのあらすじと、簡単に自分がどんなところにひかれたかを書いた。個人的には直視しがたい、ものすごいものを作者は書いた、と感じた。

ここで改めてブラッドハーレーの馬車という漫画を振り返ってみたいと思う。



まず、ブラッドハーレーの馬車について感想を書いているほかのサイトを見て回った。


   
やや最果てのブログではブラッドハーレーの馬車の作品としてのすらばらしさと残酷さとには関係がない、ということを述べら れている。それはまさしくそのとおりでそれこそが、おおっぴらに人に進められる内容ではないと思いながらも僕がブラッドハーレーの馬車をブログで進める理 由だ。
しかし、インターネットで検索してみると結構ストレートに批判しているサイトも多い。残酷さが作品の評価と必ずしも関係するとは限らない、というが僕の意見でもあるが中には 

あとがき読むに、どうやら悲惨な目に遭う少女を描くのがありきの(歪んでるけど)娯楽マンガっぽいのがまた……。

というたいぶろのような意見も少なくないようだった。確かに作者はこの作品について最初は女の子が虐げられる話、程度でプロットを作っていたようだとわかる。個人的にはこの作品は悪趣味だろうがなんだろうが沙村ワールドを楽しむ作品だと思っているのだが・・・
一応作者は無限の住人沙村広明なわけで、一応想像の範囲内の作品だとは思うんだけどね。
で、とにかく声を大にして言いたいのはここにはひとつの世界があったということだ。この本の中にはひとつの世界がある。その世界がきれいか、汚いか、道徳的にどうだとか、こうだとかはひとつの世界を作り上げることができるかどうかとは実際のところ関係ないのかもしれない。

<参考にしたサイト>
■ブラッドハーレーの
馬車/沙村広明やや最果てのブログ
■ ブラッドハーレーの馬車(積ん読パラダイス
■ブラッドハーレーの馬車(沙村広明)(たいぶろ
■少女たちを待ち受ける残酷で凄惨な運命(真・業魔殿書庫