おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

ガンダムGのレコンギスタ3話感想    

インプットだけではあれなのでアウトプットをするんだよ、ということで書きたいことの有無にかかわらず暫くは読んだり見たりしたものにたいしてはガリガリ感想書いていく感じ。

正直チラシの裏でいいしここで書く必要があるかもわからないんだけどそれはおいておいて。

Gのレコンギスタ3話まで見ての感想。

クリムニックという新キャラがでてきました。 自分で自分のことを天才って言っちゃう宇宙海賊の天才パイロット。周りの人間からも天才と呼ばれてるみたい。

最初は傲慢なキャラで、残酷な悪人だったりしてひどい死に方をしたりとか味方をひどい殺し方したりするタイプのキャラ7日な、と思わされるんですが、開幕3秒くらいで、年上の部下に 「下がってください、おちてしまいますよ」(MS・モンテーロの肩?にのってドヤ顔で登場したシーン) 「天才と持ち上げられて調子こいてんじゃねーぞ」(意訳) って言われてる感じでコミカルなキャラクターに。

傲慢ないやなキャラなのかなとおもったらなんか憎めないあほボンみたいな感じですね。

一方で、このキャラクター、カーヒル大尉のことをドン・キホーテ扱いして 「いい年こいてまじめにやらないからこんなことになる」 とバカにしていたりする。 こういったシーンからクリムニックというキャラクターは他にも「MS大好きアホ野郎」みたいな評価をアイーダからくだされているんですが、それだけではないのでは、と思わされます。

Gのレコンギスタ全般に言えることなんですが、前情報で設定を仕入れておかない限り、そこまで丁寧に世界の説明がされません。 そして、物事に対する評価を非常に多面的に行う作品です。

クンタラという社会の下層民を指す言葉の使い方やそれに対する思いがキャラクターによって非常に違うということを誰かが指摘されていましたがそれと同じく登場するキャラクターに対する評価も、作品内から伝わってくる絶対的な評価というのがなく、誰が其の評価を下すかによってかなり違います。

そういうところが結構面白いです。

個人的には創作世界の世界観、ルールというのは必ずしも視聴者や読者に明確にわかるように提示されている必要はなく、それよりも登場人物たちが確かに創作世界のなかの独自のルールに従って動いているのだな、と思わされるかどうかが非常に大事だな、と思っております。

そういった意味ではいまのところGのレコンギスタは非常に面白いです。

おまけ

そういえば今期はufotable版のFateUBWルートのアニメ化があります。

上記の創作世界のなかの登場人物が確かに行きている感じがする作品がよい、という話ではFate衛宮士郎というキャラクターの性格演出はとてもよろしいと思います。 Fateやったことない人にはまだ、今の段階ではわからないとは思うんですが、非常によろしいです。