虎よ虎よ
今年の10月にハイペリオンを読み始めてくらいからしばらくはSF中心の読書をしていました。
SFは1000冊読んでから語れ、という人がいるほど名作が多く、読み応えのある作品ばかりでとても歯ごたえのある読書ができます。
今回は変身ヒーローの元祖、と言われる虎よ虎よを読みました。
タイトルが印象的ですが、邦題ではっちゃけたわけではなく原題からしてTiger!Tiger!。
物語のテーマのひとつは復讐。
外惑星へと自在に旅することができるようになった時代、内惑星(地球)と外惑星(木星の衛星など)の間で戦争がおきます。
宇宙船の船乗りであった主人公も戦争に巻き込まれ、乗り込んでいた船が破壊されています。
半年間必死になって破壊された船で生き延びた主人公。
奇跡的に主人公に遭遇した宇宙船、ヴォーガ。しかし残酷にも宇宙船ヴォーガは主人公を見捨ててしまうのです。
その後、主人公は奇跡的に生き残るのですが自分を見殺しにした味方への復讐に燃えます。
復讐鬼となりありとあらゆる手段を使い復讐のためにひた走るその姿は非常に高い疾走感を物語に与えます。
また主人公の他にも魅力的な登場人物がたくさんでてきますし、その登場人物たちはただ魅力的なだけではなく不可思議な設定を持っています。
登場人物の一人ダーゲンハイムはダコタ砂漠で起きた核実験に巻き込まれるという事故から奇跡的に生き残ったのですが、その事故のために放射線を撒き散らす存在になってしまったりなどです。
ちょっと突拍子もない設定ですがそれがいいとおもいませんか。
石ノ森章太郎もかなりこの作品のことを好きなようで、ところどころにこの作品の影響が読み取れます。
例 怒りによって顔の傷跡が浮かび上がる、歯を使った加速装置
ラストは自分にはよく理解出来ない部分もありましたが、一度は読んで見る価値があるはずです。
興味を持てたひとは是非読んでみてください。
SFは1000冊読んでから語れ、という人がいるほど名作が多く、読み応えのある作品ばかりでとても歯ごたえのある読書ができます。
今回は変身ヒーローの元祖、と言われる虎よ虎よを読みました。
タイトルが印象的ですが、邦題ではっちゃけたわけではなく原題からしてTiger!Tiger!。
物語のテーマのひとつは復讐。
外惑星へと自在に旅することができるようになった時代、内惑星(地球)と外惑星(木星の衛星など)の間で戦争がおきます。
宇宙船の船乗りであった主人公も戦争に巻き込まれ、乗り込んでいた船が破壊されています。
半年間必死になって破壊された船で生き延びた主人公。
奇跡的に主人公に遭遇した宇宙船、ヴォーガ。しかし残酷にも宇宙船ヴォーガは主人公を見捨ててしまうのです。
その後、主人公は奇跡的に生き残るのですが自分を見殺しにした味方への復讐に燃えます。
復讐鬼となりありとあらゆる手段を使い復讐のためにひた走るその姿は非常に高い疾走感を物語に与えます。
また主人公の他にも魅力的な登場人物がたくさんでてきますし、その登場人物たちはただ魅力的なだけではなく不可思議な設定を持っています。
登場人物の一人ダーゲンハイムはダコタ砂漠で起きた核実験に巻き込まれるという事故から奇跡的に生き残ったのですが、その事故のために放射線を撒き散らす存在になってしまったりなどです。
ちょっと突拍子もない設定ですがそれがいいとおもいませんか。
石ノ森章太郎もかなりこの作品のことを好きなようで、ところどころにこの作品の影響が読み取れます。
例 怒りによって顔の傷跡が浮かび上がる、歯を使った加速装置
ラストは自分にはよく理解出来ない部分もありましたが、一度は読んで見る価値があるはずです。
興味を持てたひとは是非読んでみてください。