おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

柳生忍法帖 Y十Mの感想

せがわまさきによる山田風太郎コミカライズ。

なんでもいいけどせがわまさきってほぼ山田風太郎作品のコミカライズの人だよね。

味のあるCG作画で結構すきなんだけど。

んふ、とかいいよ。んふ、とか。

多分柳生忍法帖のあらすじはそのままなのかな?原作を読んでないのでストーリーを変えているのかがわからない。

全体を俯瞰してみると柳生十兵衛無双とでもいう内容か。
柳生十兵衛が復讐を代行するとあっさり終わるからそこはあくまで女性陣によって復讐を実行するという縛りか話に深みをもたせている。

あとは決死のお坊さんたちとかね。

作中で暴力の観点から見れば誰にも負けないような人たちが世俗のしがらみに絡め取られているのも、最近のライトノベルとかの作風とはちょいちょい違ってよい。

将軍様の権威やらには勝てませんで、な社会観なのよね。

やはり現代と違い身分制度とある社会、と感じさせられる。

社会観、世界観がしっかりした作品の方が楽しめていいですね。
そうじゃないとなんで江戸時代?とかなっちゃいますからね。

そこらへんはナルトの後半は適当になって来てて嫌いだったなぁ。