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おもしろきこともなき世におもしろく

ライトノベル・SF・マンガ・ゲームの感想。それにMtG(モダン・ドラフト)についてちょろちょろと記載。

バイオーグ・トリニティ9巻の感想

バイオーグ・トリニティ9巻の感想。
デネブ戦がメインの話かと思いきや、藤井の正体の話になります。
相変わらず、明かされない事が多いのにほのめかしや伏線を張ってますよ~という描写が多くてわけがわからないので、わかっていることの整理。

わかっていること

・藤井は見た目道理の年齢ではない。
→どういうことかというと、藤井は、マルボロと実は同級生。
 藤井の出自や両親について描写がないため、本当に見た目道理の年齢ではないということなのか、転生的な事情があるかは明確ではない。

・榎本芙三歩もまた見た目通りの年齢ではない。
→こちらは、昔の藤井(マルボロと同級生)のときに死んでいる(藤井に殺されている?)ため、転生的な事情なのではないか。
 昔(藤井とマルボロが同級生時代)の榎本芙三歩は、明確に自分に不思議な力があることを認識していた。死ぬ前の榎本芙三歩は、今の榎本芙三歩とは違い、トリニティそのものだったのではないだろうか。
 →今はネクロマリアが肉体、榎本芙三歩が魂と明確に分かれている。
  囲いはウラノスが持っている。
  ただ、トリニティというからには三位一体なんだろうけど、キリスト教でいうところのそれは父と子と聖霊なわけで、よくわからない。

・藤井のバグ穴のなかには更に穴がある。
→これもただ描写されているというだけなのですが、藤井のバグ穴の中にはサラに謎の穴があります。
 そしてキワ子はこの穴に入り生還している。
 このバグ穴に入った際に、なぜか榎本芙三歩の肉体に入ってしまうという現象が起きていることから、藤井と榎本芙三歩の間には強い関係性があることがわかります。
 藤井がもともと特別な人間だったのか、榎本芙三歩を殺したことによって特別な人間になったのかはわかりません。
 →作中の描写の一部を見る限り、藤井は、榎本芙三歩を殺した or 殺された理由の一つのようです。
  もともと特別な人間だったのか、それとも榎本芙三歩の死に関わったことで特別な人間になったのかは不明。

ぐっときたシーン

個人的に大暮維人は、エログロナンセンスがウリの一つだと思っています。
今回よかったエログロは、バイオーグ・ハンター7号のサポートシステム(水着っぽい女性)の脳姦っすかね。
どう考えても男性器な見た目のぶつを首の後のサイボーグ化された穴っぽいところに嵌められて肉体能力をアップさせられているという。
エロいというかなんか独特なセンス。
突っ込まれて肉体能力をアップさせられるときに目が痙攣しているのもそれっぽい描写なんですかねー。
あんまりココらへんの描写のお約束を知らないからかもしれないけど、見たことあるようでないシーン。

あとは、ホサとデネブの戦闘シーン全般。
ホサの殺意でデネブ本体がでてくるところが良かったですねー。
この踏み込みの強さは藤井から学んだ、ってのもいいシーン。

藤井は、ホサと違って戦闘訓練を受け始めただけでハンターとして素人からスタートという設定がある。
それだけに暴力担当、というか強敵相手の戦いはホサの担当になっています。
それでもやはり主人公の一人、何も活躍しないのは寂しい。
というところで、これは藤井から学んだんだ、というのはやはり王道展開というか、熱い展開ですよ。

謎が深まっている点

松陰ちえりが、過去(藤井とマルボロが同級生時代)にも存在したこと。
なんか、最初にでてきたときはモブという設定だったんだが、モブだからこそいいんだよ、ということでピックアップされ活躍してました。
これまでは誰でもいいから、松陰ちえりを選んだんだって設定だったはずなのに、過去編にもでてくるようになって大分様子が変わってきてまして10巻が楽しみです。
明日が10巻発売日ということもあり、感想をようやく書いた次第です。

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